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| 富山県教育委員会編 『富山県の獅子舞』 (富山県郷土史研究会 1979年) |
富山県教育委員会文化財課 |
越中富山は獅子舞が多いところで、600箇所以上の伝承があるといわれています。その分類は、
『富山県の獅子舞』(1979年)によると、大きく分けて、「百足獅子」と「二人立獅子」に分けることができるといいます。
「百足獅子」には、@氷見獅子、A砺波獅子、B射水獅子、「二人立獅子」は、C金蔵獅子、D下新川獅子 と、大きく5つに分類されています。
「百足獅子」は県西部に多いのですが、氷見系と砺波系では胴幕の使い方が異なる点で分類されているようです。また「砺波獅子」が石川県にも伝わって「越中獅子」と言われているものがあるそうですが、逆に砺波でも「加賀獅子」ということもあって、複雑な伝承と交流があったようです。
なお、氷見市には数多く伝承されている獅子舞を伝えるひみ獅子舞ミュージアムがオープンしています。
一方、新湊あたりでは「浜獅子」と呼ばれ、テンポの速い舞が伝承されていますが、これも石川県からの「能登獅子」の影響と伝えられているようです。
また「金蔵獅子」は飛騨を代表する獅子舞の一つで、およそ飛騨からの伝承を多く残しています。
また獅子とともに登場する獅子あやしの役もいくつかあります。代表的なのは鳥兜やシャグマを着ける「天狗」、綾竹や鎌、御幣などを持つ「キリコ」、「シシトリ」、「シシドリ」などといった子役があります。飛騨からの金蔵獅子には武者姿の「金蔵」、「ササラ」と「カネスリ」といった道化的なものもあるようです。また下新川では「願念」という坊主風の役も出ます。
楽器は篠笛と太鼓を基本として、その他に鉦や拍子木を使うところもあります。
なお、富山の獅子舞を見学するには、
とやま獅子舞探訪の素がオススメです!